皆さんのお家では、どのタイプの足拭きマットをご使用されているでしょうか。
我が家では、吸水力とサラサラ感が高い 珪藻土マット を使用しています。
でも、そんな珪藻土マットにも一つだけ悩みがあります。それは「あれ、最近なんだか吸水力落ちたかな?」という問題です。
この悩みは、紙ヤスリで解決できます。
今回は、我が家で実践している珪藻土マットの吸水力を復活させる方法と、「床の傷問題」の対策法や収納方法についても合わせてご紹介したいと思います。
珪藻土マットの吸水力が落ちる原因
そもそも、なぜ珪藻土マットの吸水力が落ちてしまうのか。
その主な原因は、皮脂や石鹸カスによる表面の目詰まりのようです。毎日使うことで、足の裏の皮脂などが珪藻土の無数の小さな穴を塞いでしまい、水分を吸い込みにくくしてしまうことが原因とのこと。
もし、「なんだか最近、乾きが悪いな…」と感じたら、それはメンテナンスのサインということですね。
吸水力を復活させるためには「ヤスリがけ」
この目詰まりを解消する最も効果的な方法が、紙ヤスリで表面を軽く削ることです。
目詰まりした表面を軽く削り取ることで、新しい吸水層が顔を出し、また吸水力がよみがえります。
我が家でも、購入時に付属してきた小さな紙ヤスリで定期的にお手入れをしていました。しかし、長年連れ添ったその紙ヤスリも、ついに擦り減ってツルツルに…。ヤスリの役目を終えてしまいました。
そこで、新しい紙ヤスリを探すことにしました。
最適なヤスリの粗さは「400番」(100均でOK)
ホームセンターや100円均一に行くと、様々な「粗さ(番手)」の紙ヤスリが並んでいて、どれを選べばいいか迷ってしまうと思います。
購入時に付属してきな紙ヤスリに「400A」の文字が書かれていたため、色々と調べた結果、たどり着いたのが、
100円均一で手に入る「400番」の紙ヤスリでした。

手軽に手に入る価格なのが嬉しいポイントです。
実際に400番のヤスリで軽く表面を削ってあげると、また吸水力が復活しました!
お風呂上がりの足が、マットに触れたときにしっかり水分を吸収しくれる感覚が戻ってきました。よかった😮💨

基本的にはお近くの100円均一で探していただくのが一番早いですが、「近くにお店がない」「他の買い物と一緒にネットで済ませたい」という方のために、参考としてリンクを載せておきます。
【参考1】珪藻土マットで床を傷つけないためのアイデア
吸水力の復活に利用する紙ヤスリの件はここまでですが、あと2つ、今回、皆さんにご紹介したい内容があります。
まず、1つ目は、珪藻土マットを脱衣所の床に直接置くと、床が傷つく可能性があるということです。
硬い珪藻土マットは、日々のわずかなズレで床材を少しずつ削ってしまいます。我が家も、以前は直接床に置いていたため、気づいた時にはフローリングにうっすらと傷がついてしまいました..(涙)
その後、タオルを敷いてみたものの、洗濯の手間が増えたり、珪藻土マットを立てて置いておくときに使い勝手が不便だったり、プチストレスとなっていました。
この問題に救いの手を差し伸べてくれたのは、子供が生まれた時に手伝いに来てくれた妻のお母さん(お義母さん)でした。
そのアイデア(助言)は、「お風呂用のスポンジマットの上に珪藻土マットを置く」ということでした。
私にとってこれは盲点でした。

この助言から、我が家では、お風呂用のミニサイズのスポンジマットを敷き、その上に珪藻土マットを置いています。
これにより、
- 床を傷から守ってくれる
- クッション性で滑りにくくなる
- 床下収納のフチなどの微妙な段差を吸収してくれる
我が家の脱衣所には、床下収納があって、そのフチがわずかに盛り上がっています。以前はその段差が邪魔で、ガタガタしないように床下収納のフチからお風呂場の20cmにも満たない幅に合う珪藻土マットを置いていました。
でも、スポンジマットがクッションになってその段差をうまい具合に吸収してくれるおかげで、今では通常サイズの珪藻土マットが置けるようになり、買い替えの際の選択肢の幅も広がりました!
【参考2】 立てる収納でスペースの有効活用
珪藻土マットのメンテナンスも、置き場所もこれでOKとなりました! ただ、使わない時の珪藻土マットは、皆さん、どのようにしているでしょうか?
広々とした脱衣所ならそのままマットを置いたままにしても問題ないかと思いますが、そこまで広くない脱衣所だと使っていないときのマットは少しジャマになってしまうかと思います。
加えて、床に敷きっぱなしだと、いくら珪藻土マットとはいえ湿気がこもってカビの繁殖の原因となり得るのではないでしょうか。
上記を解消するために、2つ目にご紹介したいのが、珪藻土マット専用のスタンド(ラック)です。
専用スタンドを使うメリットはたくさんあるかと思います。
・省スペースで見た目もスッキリ:脱衣所のスペースを有効活用できる。
・風通しが良くなり乾燥を促進:マットが長持ちし、カビの予防にも繋がる。
・床掃除がラクになる:マットをいちいち動かす手間がなくなります。
単に、壁に立てかけておくよりも、専用スタンドを使うことで、何かの拍子に倒れてきて「ガシャーン!」となってしまうリスクも回避できるのではないかと思います。
参考までに、以下にスタンドをご紹介します。
ちなみに、脱衣所全体の湿気対策として、我が家では洗濯物を乾かすのに使用している除湿乾燥機が大活躍しています。
マットだけでなく洗濯物もカラッと乾くので、まさに一石二鳥になるかと思います。
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まとめ:快適な珪藻土マットライフを長く楽しみましょう
今回は、珪藻土マットの吸水力を復活させる方法と、床を傷つけないための豆知識と立てる収納をご紹介しました。
- 吸水力が落ちたら、100均の「400番」の紙ヤスリで削る
- 床に直接置かず、スポンジマットなどを一枚挟む
- 使わない時はスタンドに立てて、しっかり乾燥させる
この3つのポイントを押さえれば、珪藻土マットとの快適な生活を、より長く、より安心して続けることができると思います。
この記事で、お風呂上がりの小さなストレスを解消して、皆さんの毎日がほんの少しだけでも豊かになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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