はじめに:iPhone 16e発売!購入前に対応バンド(周波数)確認が重要
2025年2月、待望のiPhone 16eが発売されました!そろそろ今使っているiPhone SE (Touch ID)から価格もiPhone 16 よりは少し手頃だし、16eにしようかなと、思っていました。
しかし、購入を検討していたら、iPhone 16eは、一部の電波の周波数帯域 1.5 GHz帯「Band 11」「Band 21」に対応していないとのこと。。。
「Bandって何?」「対応していないとどうなるの?」
と思われた方もいるかもしれません。私もその1人でした。スマホが快適に繋がるかどうかは、この「Band(バンド)」、つまり「周波数帯」が大きく関係しているとのこと。
特に、iPhone 16e (廉価版)とiPhone 16(無印)では、25,000円の価格差で、このBand 11, Band 21対応/非対応の違いが出てくるため、慎重な検討が必要だと思います。
この記事では、
・iPhoneで現在接続中のBandを確認する方法
・主要なBandの解説
・私のBand確認結果と、機種選び
について解説します。
iPhoneで現在接続中のバンド(周波数)を確認する方法
iPhoneで現在接続中のBandを確認するには、「フィールドテストモード」という隠し機能を使います。
フィールドテストモードとは?
フィールドテストモードとは、iPhoneの電波状況を詳細に確認できる、開発者・技術者向けのモードです。通常は表示されない、詳細な情報(今回確認したいBandなど)を見ることができます。
フィールドテストモードを起動する手順
※この手順と結果は、iOS18で確認したものです。お使いのiOSのバージョン等により正しく動作しない可能性もあります。
- iPhone標準の「電話」アプリを開きます。
- キーパッドで「*3001#12345#*」と入力します。(注:「 * 」はアスタリスクと読みます。この「 * 」も含めて入力してください。このままこのページの文字をコピーして、貼り付けてもOKです。)(下図1)
- 入力したら、通常通り「発信」ボタンをタップします。(下図1)
- フィールドテストモードが起動します。
図1: 電話アプリ画面

フィールドテストモードでのバンド確認はココを見る!
フィールドテストモードが起動したら、複数の項目が表示されていますが、この項目の中から”Band”という項目を探します。
このBandの横に表示されている数字が、現在接続中のBandです。
以下は表示例です。
表示例: フィールドテストモードの画面

【注意】フィールドテストモードの表示について
フィールドテストモードの情報は、専門的な知識がないと理解しにくい場合があると思います。今回はBandの確認が目的なので、この項目のみを確認できれば、問題ないと思います。
特に操作はできないと思いますが、万が一誤った操作をすると、設定が変更されてしまう可能性があるので、むやみに触らないように注意してください。
iPhone 16eは見送り?私のBand確認結果と機種選び
実際に、私のiPhone SE 第3世代(iOS 18)でフィールドテストモードを起動し、Bandを確認してみました。
結果は…なんと、Band 21 に接続していました!(前述の表示例の通りです)
私は、普段の生活圏でBand 21を利用していることがわかったため、iPhone 16eへの買い替えは見送り、Band 21に対応しているiPhone 16を購入することにしたいと思います。
私は、格安SIMのドコモ回線を利用しているため、5G対応の方は、状況が異なるかもしれません。
Bandって何?繋がらないとどうなる?主要バンドと大手キャリアの関係
私が調べた内容をご参考に掲載します。
「Band(バンド)」とは、電波の周波数帯のことです。携帯電話会社は、国から割り当てられた周波数帯を使って、通信サービスを提供しています。
周波数帯によって特性が違う:
・低い周波数帯: 遠くまで届きやすい、建物の中にも浸透しやすい(例:プラチナバンド)
・高い周波数帯: 一度にたくさんのデータを送れるが、遠くまで届きにくい、障害物に弱い
主要なBandと各通信事業者の対応表:
※第3.9-4世代(LTE-A,LTE)のみを掲載
周波数帯 | Band | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|---|
700 MHz帯 | 28 | ○ | ○ | ○ | – |
800 MHz帯 | 18/26 | – | ○ | – | – |
800 MHz帯 | 19/26 | ○ | – | – | – |
900 MHz帯 | 8 | – | – | ○ | – |
1.5 GHz帯 | 11 | – | ○ | ○ | – |
1.5 GHz帯 | 21 | ○ | – | – | – |
1.7 GHz帯 | 3 | ○ | ○ | ○ | ○ |
2.0 GHz帯 | 1 | ○ | ○ | ○ | – |
3.5 GHz帯 | 42 | ○ | ○ | ○ | – |
※総務省HPに掲載の「各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯」を元に作成
用語説明:
- Hz(ヘルツ): 周波数の単位。数字が大きいほど、一度にたくさんのデータを送れるが、障害物に弱くなる。
- LTE: Long Term Evolutionの略。4G(第4世代, 4th Generation)とも呼ばれる高速データ通信規格。
- プラチナバンド: 700MHz〜900MHz帯の周波数帯の通称。電波が遠くまで届きやすく、建物内にも浸透しやすいため、携帯電話の通信に最適とされている。
- 5G: 4Gの次世代の通信規格で高速・大容量、低遅延、多数同時接続が特徴。
iPhone 16eでBand 11, Band 21非対応の影響は?
大手キャリアのドコモ、au、ソフトバンクの回線 や これらの回線を利用した格安SIMを使っている場合、場所によっては電波が弱くなったり、繋がりにくくなったりする可能性があると思います。
楽天モバイルの4G対応周波数帯域は1.7GHz帯のみですが、現在の生活圏で問題なく電波が繋がっているのであれば、iPhone 16e の購入は選択肢として十分ありだと思いました。
iPhone 16 / 16e どっちを選ぶ?価格と対応バンドを比較!
ここで、iPhone 16とiPhone 16eの価格と対応バンドを比較してみます。
※価格は、2025年3月時点のApple公式ホームページの価格を掲載
機種 | 価格 (税込) | Band 11, 21対応 | 2つの機種で異なる点 (個人的に気になった点を抽出) |
---|---|---|---|
iPhone 16e | 99,800円 | × | 4コアGPU、画面の明るさ:最大輝度800ニト |
iPhone 16 | 124,800円 | ○ | 5コアGPU、マクロ写真撮影,カメラコントロール対応、Dynamic Island対応、画面の明るさ:最大輝度1,000ニト、Wi-Fi 7対応 |
まとめ:iPhoneの対応バンドを理解して、後悔しない機種選びを!
今回は、iPhoneで現在接続中のBandを確認する方法と、主要なBandの重要性について私が調べた内容とともに解説しました。
iPhone 16e/16のように、長期利用の視点からみれば、微妙な価格差のモデルで迷った時、スペック表の「対応バンド」情報も、機種選択の判断材料になると思います。
今回の記事が、iPhone の買い替えを検討されている方のご参考になれば幸いです。後悔しないスマホライフを送りましょう!
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